12年一貫教育

12年一貫教育の意味

12年間一貫教育を行うことには、多くの意味があります。

初等部から高等部まで共通の理念に基づく一貫したカリキュラムにおいて、様々なスキルや能力を長期スパンで体系的に育成することが可能となります。英語力は会話レベルから、学問的な内容を読みこなし大学生レベルの論文を書けるレベルまで高められます。中学受験や高校受験も無いため、受験勉強に追われて目先の 1 点 2 点を気にすることなく、ディスカッションやプレゼンテーションなどを授業内で十分に時間をかけて行い、学力の土台を養うことが可能となります。またその過程で、多様なバックグラウンドを持つ教員や仲間とのやりとりを通じ、物事を客観的に捉え、思考し、判断する力を養い、人種、国籍、世界観の違いにとらわれない真の交際人へと成長していきます。

生徒達の情報は初等部から高等部まで連続して共有され、生徒一人ひとりの特性を長い期間で見取り、サポートしています。そのため生徒は自分の興味に応じた様々な課外活動やボランティア活動にも積極的に挑戦し、学校内外で質の高い原体験を得ています。

さらに、生徒達はこのユニークな環境の中で12 年間をともに学ぶことにより、お互いのことを深く知り合い、ともに成長し合う仲間として絆を深めていきます。卒業後も生涯にわたって関わり合える仲間を得られることも、 12 年間一貫教育の持つ大きな意義の一つです。

*国内進学コースは2023年度の11年生(高校2年生)の学年をもって、廃止となります。

国内進学コースIBコース