成長過程にある中高等部の生徒たちは、生活面でも勉強面でも、初等部の時よりもより困難な問題、簡単に答えが出ない問題に直面することがあります。それは彼らが社会や人生の現実を学びつつあることを意味しています。
長い人生、いつまでも「先生」がいるわけではありません。私たちGKAの教員は、生徒たちが思考力を鍛え、英語でも日本語でも獲得した知識を活用し、問題の解決策を自分で模索して、それを実行することを支援します。
それでたとえ失敗しても、もう一度考えて立ち向かう強さを応援します。自分で考えて、人生を生き抜く強さと自信。生徒たち一人ひとりがこの一生の宝を持ってGKAを巣立っていく日まで、彼らを見守り支えるのが私たちの務めです。
副校長 森 義仁
本学中高等部は英語イマージョン教育に加え、国際バカロレア(IB)教育に全員が英語で取り組む国内唯一のsecondary school です。一昨年度本校に赴任した際は、生徒の学び・探究への積極的な姿勢に驚かされ、大変頼もしく感じました。
生徒は初等部での6年間の英語イマージョン教育を基礎に、MiddleYears Programme、Diplama Programme とIB教育を通じて更なる飛躍を遂げていきます。めまぐるしく変化する社会情勢の中を生き抜く力を身につけ、世界に羽ばたいていく生徒を、私自身ともに学び、支えていければと考えております。
教務主任 桐生朋文(社会)
不透明性の高まる社会の中で、すべての子どもたちが、将来幸せに生きていけるために必要な力とは何かを常に考えています。一斉に知識を詰め込むだけの教育が行き詰まっていることは明らかです。現実社会に溢れる問題に、唯一の正解はありません。
学んだ知識を使い、多様な人々の力を借りながら、より良い解を探して何度も挑戦できるような学びが求められています。
その中で「学び方を学ぶ」経験を積むことが、変化し続ける社会に対応できる大人になるための基盤となるでしょう。
学校はそのための「基地」であり、教員は「伴走者」であり「コーディネーター」でありたいと思います。
田中和規(数学)
「知恵は知識にまさる」。高度情報化社会の今、インターネットにアクセスすればいくらでも欲しい知識を獲得できますが、それを上手く活用する知恵がなければ意味はありません。
GKAの子どもたちは、ただ英語を話す・書く・読む能力を養うだけではなく、批判的に考え英語で意見を述べたり議論をすることができます。
そのために、GKAの子どもたちは常にアンテナを高く張り巡らせ、様々な分野にチャレンジし、経験を経て、知恵を身に付けています。
「こんな活動をやってみよう」「このコンテストに応募しよう」そんな言葉が自然と出てくる好奇心旺盛な子どもたちを、全力で支援していきます。
佐々木法子(数学)
「数学って何の役に立つの?」数学の教員であれば一度は必ず聞かれる質問です。
確かに多くの人にとって数学の知識それ自体はすぐに役立つものではありません。ただ、数学を学ぶことで身につく論理的思考力は生涯を通して必要不可欠なものである、そのようにGKAでは数学をとらえています。
本校では基礎学力の定着に加え、証明や論理、知識の応用など数学の本質である論理的思考力を身に着けさせる授業に力を入れています。
野村春佳(国語)
JLAでは、日本語を第一言語とする生徒を前提とした授業を展開していますが、日本語が母語でない生徒も参加することができます。
文を読んで感じた思いや、広がる考えを論理的に伝える力を養うため、エッセイやディスカッション、プレゼンテーションなど多様な方法を用いていきます。高等部では国内・IB に分かれますが、どちらのコースでも論理性・思考力・判断力・表現力が求められます。
対象は小説や説明文から、詩歌、古典、新聞記事、戯曲、SNSなど多岐に渡り、時には映像など文章以外のものも扱い作品とその背景にある文化や思想についても学びを深めていきます。